利尿剤の成分とは?どの様に利尿作用が起こる?

利尿剤の成分の詳細

利尿剤の成分の詳細

利尿剤は尿量を増やす目的で使用される薬品で、利用される成分は多数あります。チアジド系利尿薬やカリウム保持性利尿薬などなどが利用されていますが、現在、一般的なのはループ利尿薬です。

このループ利尿薬の中でもよく用いられるのがフロセミドという成分で、今回は、このフロセミドについて紹介していきます。

フロセミドは作用機序としてヘンレループに働きかけるので、ループ系利尿剤と言われています。主に心不全や肝機能障害などで生じる浮腫の解消などで利用される薬品です。

利用方法は注射の他、錠剤や細粒の製品も存在しており、経口からの摂取でも効果を発揮します。錠剤では、ラシックス錠が医療機関で処方される他、個人輸入でも購入可能です。

この成分を使った薬品は、使用禁忌も含め注意が必要となりますので、しっかりと気をつけて入手、利用するようにしましょう。

まず、フロセミドは腎障害を持っていたり肝機能障害があったりする場合になどでは、用いるのは危険です。意識を喪失する可能性もあるので、気をつけて下さい。

他にも、糖尿病や通風なども、気をつけたい病気となっています。また、利尿剤を使用することで、体内の電解質バランスを崩すことになります。

元々、高血圧などのために塩分調整をしている場合や、下痢などで電解質のバランスが崩れている時に利用すると、血中ナトリウムが低下するなどして危険です。

電解質異常に陥れば、痙攣などの症状が現れたりしまうので、気をつけましょう。また、小児や高齢者にも注意が欠かせません。妊娠中、授乳中も必ずしも安全とは言えないので、ここは、医師に確認したほうが良いでしょう。

薬の飲み合わせという点でも、気をつけたいものです。利尿剤は、色々な薬品の排出を助けてしまう効果があります。加えて、相互作用を起こしかねない薬品もあるので、この点も注意。

フロセミドが相互作用を起こす薬としては、インシュリンやアスピリン、ジギタリスなどが挙げられますので、しっかりと確認してから服用するようにしましょう。

近年はダイエット目的で浮腫を解消するために利用されるケースも増えているようですが、この様に、注意点が多いと言うことは、それだけ、慎重な使い方が望ましいと考えられます。

使用の際には、しっかりと用法、用量を遵守することの他、説明書にも目を通して、使用しても問題ないかどうかを確かめたほうが良いでしょう。勿論、医師に相談して、危険性がないかどうかを確認することが、最も安全な方法だと考えられます。